米シェール企業の第1四半期決算が出揃った。リム総研で集計している32社合計で、売上高は371億1,800万ドル(前四半期対比11.1%増)に伸びたものの、当期利益は52億6,454万ドル(同8.5%増)に留まり、17社が … 続きを読む
サウジアラビアやカタールなどの中東産ガス社から荷積みされる、いわゆる積み地(FOB)ベースの液化石油ガス(LPG)のスポット相場は4月、大きく上昇した。原油相場の堅調に負うところが大きい。ただ、同相場は足元、熱量換算値を … 続きを読む
英国政府は4月13日、今後15年以内に持続・再生可能燃料の使用量を倍増させ、ディーゼルの輸入を減らす方針を発表した。そのため、再生可能輸送燃料義務(RTFO)を改訂し、32年までに再生可能燃料の利用率を最低12.4%にす … 続きを読む
国際エネルギー機関(IEA)と、持続可能な発展のためのセメント産業イニシアチブ(CSI)は4月6日、報告書「セメント業界の低炭素移行」を公表した。それによると、技術と政策の組み合わせで、2050年の二酸化炭素(CO2)排 … 続きを読む
電力スポット価格(東西平均24時間)とリムエネルギー総合指数22種(Recx-22)の相関係数の低下が目に付き始めた。2017年4月に導入された「グロスビディング」が背景にある。この取組みは、大手電力会社(旧一般電気事業 … 続きを読む
米国製油所の原油処理量が増加している。3月第4週は日量1,646万9,000バレル(4週平均)に達し、過去5年平均の1,528万600バレルを118万8,400バレル上回り、石油製品需要の好調さがうかがえる。一方、中国の … 続きを読む
2017年7月以降、原油相場と米株式相場との連動性が極めて高くなっている。当該期間の相関係数は0.965に達し、「ガソリンと原油」、「灯油と原油」などのクラックスプレッドに匹敵する高さとなっている。ガソリンや灯油は原油を … 続きを読む
英自動車製造販売協会(SMMT)は2月27日、ディーゼル車の削減計画と電気自動車(EV)の導入の遅れから2021年の二酸化炭素(CO2)排出量の削減目標の達成が困難になるとの見通しを発表した。2017年のCO2排出量は前 … 続きを読む
足元の原油市場に対する多くの市場参加者の視点は、次の3つに集約されている。このうちどれかが崩れない限り、原油市場はボックス圏で動きようがないというのがもっぱらの見方である。 ①石油輸出国機構(OPEC)の減産は、遵守率が … 続きを読む
米長期金利が上昇している。指標となる10年債利回りは2月2日、2.841%まで上昇した。120カ月の移動平均(2.546%)を上抜くなど、低金利の潮目が変わったとする見方が台頭。これを受けて、ニューヨークダウ株式相場も動 … 続きを読む