米シェール企業の第1四半期決算が出揃った。リム総研で集計している32社合計で、売上高は371億1,800万ドル(前四半期対比11.1%増)に伸びたものの、当期利益は52億6,454万ドル(同8.5%増)に留まり、17社が減益あるいは赤字転落となった。高いヘッジ比率と先物曲線(フォワードカーブ)の逆ざやが業績を圧迫する構造に変化は見られなかった。
しかし、逆ざやを維持しながらも、2019年12月限(足元のヘッジ対象中心限月)の絶対値が60ドル台前半/バレルを越えてきたことで、ヘッジオペレーションでキャップ(上限価格の固定)可能な価格は「70ドル」が視野に入ってきた・・・。
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