住友商事は12日、エンジー(旧GDFスエズ)とアブドラ・ハマダル・アル・サガール&ブロス(本社:クウェート)と共同で、クウェートで取り組んできたアズール・ノース発電・造水事業が完工し、商業運転を開始したと発表した。(写真は住友商事のニュース・リリースから引用)
アズール・ノース発電・造水プラントは、クウェートの南約100キロメートルに位置する。約1,500メガワット(MW)の天然ガス焚き複合火力発電設備と日量約48万トンの海水淡水化設備を有し、クウェートにおける総発電能力の約12%、淡水化能力の約23%を担う。この事業は、同国初の民活型売電・造水事業で、発電・造水された電力・水は、40年間の長期売電・水契約に基づき、その全量がクウェート電力・水省に供給されるという。