中国電力は26日、シンガポールで同社駐在事務所の開所式を行った。中国電力社員が常時駐在する初めての海外拠点となる。篠田研次・シンガポール日本大使ら約150人の関係者が集まる中、中国電力の清水稀茂社長は、アジアにおける発電市場の情報収集などを目的として、7月1日にシンガポール駐在事務所(田村佳也所長)を開設したと述べた。 中国電力は今年3月、マレーシアで同国国営の大手電力会社テナガ、三井物産との共同出資により石炭火力発電事業を開始している。(写真は開所式の様子)