米長期金利の上昇が注目を集めている。長期的にダウントレンドを形成していた長期金利は、2016年6月の英国の欧州連合(EU)からの離脱決定直後に底入れ、同年11月のトランプ政権誕生で上昇に拍車がかかっていた。足元では、多くの市場参加者が注目している120カ月移動平均(2018年1月現在では2.545%)を意識し始めているが、シェール企業の株価動向と米原油在庫減少の側面から今後の長期金利の動きについて考察した結果、緩やかながらも上昇基調を強めるとみられる。
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