2017年12月半ば、パリで開催された気候変動に関する国際会議「ワン・プラネット・サミット」で、石油・石炭などのエネルギー開発業界に激震が走った。この会議に参加した世界銀行が、19年以降、一部の例外を除き、石油・天然ガス開発プロジェクトへの融資をやめると宣言したのだ。16年11月の国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)パリ協定の発効を経て、国際社会は「さよなら化石燃料、ようこそ脱炭素社会」に向けて本格的に始動した。(イラストはイメージ)
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