中国汽車工業協会がこのほど発表した9月の新車販売台数(乗用車と商用車の合計)は前年同月比5.66%増の270万9,100台となった。1~9月までの年間累計販売台数は、2,022万4,500台と2016年を上回っている。年末に向けて昨年のような駆け込み需要(前年同月比で16年10月~12月には二桁の伸び)も予想され、燃料需要の喚起につながる可能性がある。小型車の自動車取得税の税率は15年10月に10%から5%に引き下げられていたが、17年も7.5%に引き上げられたものの実質的な減税措置は続いている。自動車産業の裾野は広いため、中国経済に与えるインパクトは大きい。(画像はイメージ)
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