原油先物市場でファンド筋の先物買いポジションが急増している。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油と重複上場するWTI原油3市場の投機玉の買いポジションの合計が9月26日、約149万ロット(1ロットは1,000バレル)まで膨らみ過去最高を更新した)。買いポジションの未決済建玉に対する割合や、買いポジションから売りポジションを差し引いたネットの買い越し数の未決済建玉に対する割合も、過去の原油価格急落の直前水準に徐々に迫っている。このままファンド筋のポジション整理が進まないようだと、年末に向けて価格急落に対する注意が必要だ。(イラストはイメージ)
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