日独米の10年債利回りが6月26~27日から上昇に転じた。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の「一部の資産価格が高くみえる」との発言や、欧州中央銀行のドラギ総裁による「債権買い入れプログラムが終わりに近い」との発言を受けたものだ。一方、ニューヨーク・マーカンタイル取引所の(NYMEX)の原油価格も反発基調だが、6月21日終値42.53ドル/バレル(期近限月)で早々と底打ちし、7月3日には47.07ドル/バレルへ急伸している。当サイト(マーケット・エッジ)では、NYMEX原油先物の未決済建玉数と米10年債利回りの間には、2016年以降強い正の相関(0.816)があり、建玉数に先行性があると指摘してきた。建玉数は19日の210万8,587ロットを底に217万4,190ロットに増加基調だ
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