経済成長を背景とした底堅いエネルギー消費を受け、東南アジアで液化天然ガス(LNG)の受入基地建設の計画が相次いでいる。東南アジアでは現時点で、LNG受入基地を保有する国はマレーシア、タイ、シンガポールおよびインドネシアの4国となっている。この他、ベトナム、フィリピンもLNGの輸入を模索しているとされており、今後、LNGの消費地域として東南アジアの存在感が高まっている。東南アジアのLNGの需給動向を2回にわたって報告する。
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