電力スポット価格が急落している。リム情報開発が日々発表しているスポット価格であるRIM INDEX(東西平均)は、5月2日受渡しが7.79円/kWh(キロワット時)、8日受渡しが8.18円まで下落している。その10日移動平均価格は8.27円となって、2016年10月以来の8円割れが目前に迫っている。発電燃料である石炭やLNG(液化天然ガス)価格との格差からみれば、その値差の下値は限定的となるものの、絶対値水準は、原油価格の動向が大きなカギを握りそうだ。リム総研では原油価格の下振れはないとみているため、電力スポット価格も反発に転じると予想する。(写真はイメージ)
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