ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油先物相場が、再び50ドル/バレルの大台を割り込んだ。期近6月限は24日、49.23ドル/バレルまで下落した。ロングポジションを持つヘッジファンドは苦境に立たされた格好だ。4月前半に52~53ドルで6月限にロングポジションを先延ばしし、足元の価格50ドル割れのレベルでは評価損を抱えているとみられる。劣勢挽回のために、オプション取引を利用して巻き返しを狙い、まとまったオプションポジションを追加設定した可能性がある。(イラストはイメージ)

この記事の続きを読みたい場合は、リム総研のホームページから会員登録をして下さい。