これまで、当サイト(マーケット・エッジ)では、長期金利上昇が、原油高を誘発する可能性を指摘してきたが、足元では金利上昇だけが際立っている状況だ。米国の原油自給率と長期金利の関係からそのシナリオを補足したい。結論から言えば、米国原油生産量の増加は(自給率の上昇)、輸入原油への依存低下をもたらし、ドル高要因となり、この傾向はしばらく続きそうだ。また、緩やかなインフレ懸念の台頭は「コモディティ投資=インフレヘッジ」を通して、投機資金が原油市場にしばらくは滞留する可能性が強いとみる。(イラストはイメージ)

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