石油輸出国機構(OPEC)は、11月30日に開いた定例総会で、加盟国全体の原油生産量を日量3,250万バレルにまで引き下げることを決定した。対象期間は2017年1月から6月までとなる。最新情報では、11月時点のOPECの生産量が3,350~3,400万バレル/日に達したと見られ、その減産幅は100~150万バレルにも及ぶことになる。世界の原油需給の引き締まりで、当面、強基調が続けば、米国にとってシェールオイルの生産を増加させる好機となりそうだ。
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