国際石油開発帝石(INPEX)は6日、米シェブロン、メキシコ国営石油会社のペメックスとともに、このほど実施されたメキシコ第1次ラウンド大水深探鉱鉱区の公開入札に共同で参加し、メキシコ領メキシコ湾北部海域(ペルディドエリア)に位置するブロック3鉱区を落札したと発表した。

この鉱区は、メキシコ湾北部の沖合に位置し、鉱区面積は約1,687平方キロメートル、水深はおよそ500~1,700メートル。権益保有比率は、オペレーターのシェブロンが33.3334%、ペメックスとINPEXがそれぞれ33.3333%。INPEXが、メキシコ領メキシコ湾での石油・ガス探鉱開発事業に参画するのは初めてという。