東京ガスは21日、英セントリカ・グループのトレーディング事業会社であるセントリカLNGと「相互協力に関する協定」を締結したと発表した。セントリカは、ブリティッシュガスおよびグループの米国大手エネルギー事業者であるダイレクトエナジーなどのブランドを通じて、全世界で約2,840万件の需要家に電力・ガスの供給、それらに付随するサービスの提供を行う欧州の大手エネルギー事業者で、英国最大のガス事業者である。
具体的な取り組みの第一歩として、東京ガスが米国から調達する液化天然ガス(LNG)と、セントリカがアジア太平洋地域にて調達するLNGをカーゴ単位で交換し「LNGの輸送効率向上を通じたコスト削減を目指す枠組み」を実現するとしている。