出光興産は14日、昭和シェル石油との経営統合に向け、同社の株式取得を目指しているが、その時期を再延期すると発表した。出光興産は再延期の理由について、公正取引委員会の企業結合審査が継続中であるためとした。出光興産は、昭和シェルの株式33%超を英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルから取得する方針だが、これに出光創業家が反対の姿勢を貫いている。