国際石油開発帝石(INPEX)はこのほど、カザフスタンのカスピ海沖合鉱区にあるカシャガン油田から原油の出荷を開始したと発表した。この油田は、同国アティラウ州の南東約75キロメートルに位置し、原油埋蔵量は350億バレルとされる。2017年にかけて生産量を段階的に日量37万バレルまで引き上げる予定。オペレーターは北カスピ海オペレーティング・カンパニー(NCOC)で、INPEX子会社のインペックス北カスピ海石油が7.56%の権益を有している。