三井化学と大阪石油化学、大阪ガスは22日、3社共同で導入した「エチレンプラントと液化天然ガス(LNG)冷熱の融合による大規模省エネプロセス」がこのほど、国際省エネ協力パートナーシップ (IPEEC)の第1回国際トップテン事業「省エネ優秀事例(Best Practice: BP)」に選出されたと発表した。(写真はLNG冷却回収施設の全景=プレス・リリースから引用)
この省エネプロセスは、エチレンプラントにおいて世界で初めて大規模にLNG冷熱を利用した省エネルギープロセスとして2010年10月から運用を開始している。
IPEECは、エネルギー需要増にともなう地球温暖化問題を背景に、省エネ促進の情報交換や政策の共有に向け、国際エネルギー機関(IEA)に加盟していない主要エネルギー消費国を省エネルギーの国際的な枠組みに組み込むことを目的に2009年発足した。