中東のアラビア半島南西端に位置するイエメンの液化天然ガス(LNG)プロジェクトで2015年4月、液化天然ガス(LNG)の出荷が停止した。反政府勢力の武力活動が活発になる中、隣国のサウジアラビアが軍事介入。戦闘が激しくなるとともに、同プロジェクトで従事する労働者が避難したことがその理由だ。現時点でもLNGの出荷が再開されるとの情報は伝わっていないが、再開された場合、日本を含む北東アジアに到着するLNGのスポット相場に大きく影響を及ぼすとの声が聞かれる。その背景を探る・・・。
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