原油輸出国機構(OPEC)総会が明日に迫った。総会ではOPEC加盟国が「増産凍結」に合意するかが焦点となる。ただ、加盟各国の足並みは揃っておらず、合意の可能性は極めて低い。市場で弱材料が散見される中でも、原油相場は4月中旬以降、ほぼ一本調子で上昇している。足元で原油相場が上伸している中、OPEC産油国が「増産凍結」で合意する可能性は低い。「減産合意」といったサプライズ的な発表がない限り、今回の総会の決定による原油相場への影響は限定的となりそうだ・・・。

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