帝人は20日、太陽電池向け製造技術で、中国の武漢DRレーザー科技(湖北省武漢市) のレーザー設備と、帝人が世界に先駆けて開発したシリコンナノペーストを組み合わせることにより、変換効率の高い太陽電池セルの製造に向けたレーザードーピング技術確立のための戦略的提携に合意したと発表した。
今回の提携に基づき、武漢DRレーザー科技の本社(=写真、帝人のプレスリリースから引用)内に専用のレーザー加工機と、印刷機を備えたレーザードーピング試作センターを新設し、20日付で稼働を本格的にスタートしたという。帝人は、今後3年以内に世界市場の5割以上のシェア獲得を目指すとしている。