東洋エンジニアリングは2日、グループの韓国法人Toyo-Koreaがこのほど、インドネシア最大の石油化学会社チャンドラアスリ・ペトロケミカル(CAP)から、ジャワ島西部チレゴンの石化コンプレックス内に新設するポリエチレン製造設備のFEED業務を受注したと発表した。このプロジェクトは、年産40万トンのポリエチレン製造設備で、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LLDPE)、メタロセン低密度ポリエチレン(mLLDPE)の生産が可能という。
また、今年1月に、Toyo-Koreaと東洋エンジのインドネシア法人イーカーペーテー(IKPT)が、CAPの子会社であるペトロケミヤ・ブタジエン・インドネシアから、ブタジエン生産能力を現行の年産10万トンから13万7,000トンへと増強するプロジェクトのEPCを受注したことも発表した。プラントの完成は2018年を予定する。