三菱重工業は17日、同社とヴェスタス(デンマーク)の洋上風力発電設備合弁会社であるMHI ヴェスタス・オフショア・ウインド(MHIヴェスタス)が、世界最大出力となる8,000キロワット(kW)級の洋上風力発電設備を56基受注したと発表した。デンマークのDONGエナジーが、ドイツで計画する出力45万kW級の「ボークム・リフグルンド2」洋上風力発電プロジェクト向けで、施設が完成するとドイツで最大規模の洋上ウィンドファームになるという。設備の据え付け開始は2019年を予定。「ボークム・リフグルンド2」プロジェクトは、ドイツの北海岸から北西約57キロメートルの北海洋上で進められ、発電を通じて同国内の46万世帯に電力を供給するとしている。(写真はイメージ)