国際社会は昨年、英国の欧州連合(EU)離脱やドナルド・トランプ旋風など、想定外の出来事に翻弄された。2017年は、米国で1月20日にトランプ新政権が本格始動するほか、オランダやフランス、ドイツ、イランで国政選挙や大統領選挙が相次いで実施される。一連の選挙結果が、国際情勢を大きく左右する因子となる状況は続きそうだ。さて、リム総研ではこのほど、世界最北に位置する東欧の内陸国ベラルーシ(首都:ミンスク)とロシアとの間で芽生えつつあるエネルギー地政学リスクにあらためて着目した。(地図は外務省のHPから引用)

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