石油輸出国機構(OPEC)やロシアなど非加盟国の産油国が協調減産に合意したことを受け、原油価格が上昇に転じている。油価が1バレル60ドルの水準を維持すれば、米シェール業者は休止中の油井で生産を開始し、2018年の初めまでに「日量100万バレルを超える増産もある」(調査会社のJBCエナジー)との指摘も出ている。一方、環境保護などの観点から法律で水圧破砕工法(フラクチャリング)の使用禁止を決めた国や州政府もあり、シェール開発で積極派と消極派が二分されている。(写真はイメージ)

この記事の続きを読みたい場合は、リム総研のホームページから会員登録をして下さい。