三菱商事は14日、英国100%子会社のダイヤモンド・ジェネレーティング・ヨーロッパと、オランダ公営の総合エネルギー事業会社であるエネコと折半出資の新会社を通じて、ノーザー洋上風力発電事業会社に50%出資参画することに合意したと発表した。残る50%はベルギーの地方自治体が100%出資するエネルギー・通信会社が保有する。(写真はタービンイメージ。三菱商事のニュース・リリースから引用)

ノーザー洋上風力発電所は、ベルギー沖合約23キロメートル(水深約20メートル)の北海海域に建設を予定。総事業費は1,500億円、総発電容量は約37万キロワット(kW)と同国最大で、ベルギーの40万世帯に電力を賄う規模となる。2017年1月から建設を開始し、2019年夏ごろの運転開始を目指す。