四国電力は25日、伊方原子力発電所1号機(愛媛県伊方町、出力は56万6,000キロワット)を廃炉にすると発表した。同原発は来年で運転開始から40年となる。原子力規制委員会が四国電力の安全対策を承認すれば、最長で20年延長が可能となるが、同社は多額の対策費に見合わないと判断したもようだ。(写真は四国電力の佐伯社長、四国電力のHPから)
四国電力の佐伯勇人社長は同日、「(伊方発電所1号機の)廃止にともなう各種手続きを確実に進めるとともに、安全確保を最優先に廃止措置に取り組む。引き続き、情報公開の徹底に努める」などと、コメントを発表した。