出光興産と昭和シェル石油は13日、2017年4月1日に予定していた経営統合を延期すると発表した。両社は延期の理由について「現時点で一部のステークホルダー(株主)との協議が進まない状況にあるため」とした。合併時期は未定としているが、競争力を高めるための経営統合に向けた協議を継続する。今回の経営統合をめぐっては、出光株式の3分の1超を保有する創業家が合併への反対姿勢を崩していない。