電力小売り全面自由化が始まって6カ月が経過した。電気を販売することのできる「小売電気事業者」として登録を行った企業は、9月13日時点で345社に達した。しかし、自前の発電設備を持たない、あるいは持っていても販売量に対して極めて少ない発電能力しかない企業も多いとされる。そうした企業はスポット市場であるJEPX(日本卸電力取引所)から電力を調達し販売に充てている。このような企業活動がスポット価格にどのような影響を与えているのか価格面から考察を行った。リムインデックス先渡価格とJEPX24時間平均価格とを自由化前後で比較したところ、両指標の関連性が薄まっていることが分かった・・・。(写真は経産省の電力自由化キャンペーンのニュース・リリースから引用)

この記事の続きを読みたい場合は、リム総研のホームページから会員登録をして下さい。