米議会は9月28日、2001年の米同時多発テロ「9.11」で犠牲となった遺族がサウジアラビア政府を提訴することを可能とする法案「テロ支援者制裁法案(JASTA)」を上下両院で再可決、成立した。オバマ米大統領が発動していた拒否権は政権発足後、初めて覆される結果となった。法案成立を受けて、米国とサウジとの関係悪化が懸念され、周辺国を含めた地政学リスクが増大するとの見方が出ている。(写真は9月に来日したムハンマド副皇太子=左=、外務省HPから引用。内閣広報室提供)
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