三菱商事は9日、日本郵船とSBM オフショアの合弁会社が保有し、シェル・オフショア向けに投入している浮体式の海洋原油・ガス生産・貯蔵・積出設備(FPSO)で原油生産を開始したと発表した。生産能力は日量6万バレル、原油貯蔵能力は80万バレルという。(地図は三菱商事のニュース・リリースから引用)
FPSOは大型原油タンカーを改造して建造され、シェル・オフショアが権益を保有する米ルイジアナ州の沖合約320キロメートルに位置するストーンズ油田に設置され、世界最深(水深約2,900メートル)での原油生産を達成したFPSOになるとしている。