住友商事は12日、米州住友商事(本社:米ニューヨーク州)を通じて「US Hybrid(USH)」(本社:米カリフォルニア州)との間で、USHの燃料電池の生産量産化支援などに関する戦略的業務協力契約を締結したと発表した。
USHは、傘下のUS FuelCell(本社:米コネチカット州)とともに、米国で約30年の燃料電池にかかわる開発経験を有し、中・大型のバスやトラック用途を中心とした燃料電池開発・生産に注力する。USHの燃料電池は、加州における路線バスの実証実験で2万1,000時間を超える耐久性能を発揮。しかも、故障なしで90%以上の稼働率を記録するなど、実用化に最も近い技術の一つであると評価されているという。(写真は実証実験中の燃料電池バス。住友商事のニュース・リリースから引用)