ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のヘンリーハブ天然ガス先物相場が5月下旬以降、急上昇に転じている。6月1日に百万英熱量単位(mmBtu)あたり2.381ドルだったものが、同月30日には直近の高値である2.924ドルと、54.5セント、22.8%も上昇した。3月3日に付けた期近限としての年初来安値1.639ドルからは78.4%も上昇したことになる。7月以降も2.6~2.8ドル近辺で推移し、堅調を維持する。この背景には、米国から3月下旬から開始した液化天然ガス(LNG)の輸出に関係がありそうだ。ただ米国国内の天然ガスの水準に目を移すと、現行の相場水準はやや度を超えていることが窺える・・・。(写真はイメージ)
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