住友商事株は29日、豪金融機関のMacquarieとの間で、英国の洋上風力発電事業会社であるギャロパー・ウインドファームの株式(12.5%)を間接的に取得する契約を締結し、ギャロパー洋上風力発電事業に事業参画することを決定したと発表した。総事業費は約2,000億円。(写真は住友商事のニュース・リリースから引用)

この事業は、RWE(ドイツ大手発電事業会社)、Siemens、UK Green Investment Bank(英政府100%出資の再生可能エネルギーに特化した金融機関)とMacquarieが、英国沖合約27キロメートル(水深約27~36メートル)の北海海域で共同開発を進める。Siemens社製の発電タービン合計56基を導入することで、総発電容量は336メガワット(MW)となる見通し。2015年10月にプロジェクトファイナンス組成を完了し、現在、建設工事中という。 2018年の完工を予定する。