中国電力は22日、仏トタルのグループ会社であるトタル・ガス・アンド・パワー・アジア社との間で、液化天然ガス(LNG)購入契約で基本合意したと発表した。トタルグループが、世界各地に保有する複数のLNG供給源から供給を受けるというもので,中国電力は2019年4月から17年間にわたり、年間最大約40万トンのLNGを購入する予定だ。
今回の契約では、北米シェールガス由来のLNGを含むことや、契約価格指標として米国天然ガス価格を採用することになる。これは中国電力にとり、初めての試みという。また、トタルグループが、日本の電力会社との間で締結する初の長期LNG売買契約であるとしている。