国際石油開発帝石(INPEX)は25日、三菱重工業とエネルギー分野における技術課題の解決に向けて共同で検討していくことに合意し、覚書(MOU)を締結したと発表した。
具体的には、IoT(Internet of Things、モノのインターネット)や、ロボットテクノロジーの活用などによる石油・天然ガスの生産操業の効率化などを検討テーマとして共同検討を進めていく予定だ。INPEXがこれまで培ってきた石油・天然ガス開発事業のノウハウと、ガスタービンをはじめとする三菱重工のエネルギー・環境分野の技術を効果的に組み合わることで、世界の石油・ガス関連業界を中心に、エネルギー市場の深耕を目指すとしている。