丸紅は24日、アジア地域での発電事業に関連し、イタリア大手電力会社のエネルと共同開発に向けた検討を開始すると発表した。23日付で共同開発に関する覚書(MOU)を締結したという。特にインドネシア、フィリピン、タイ、ミャンマー、ベトナム、マレーシアを中心に、調査を進めていく意向だ。

丸紅は、国内を含む全世界22カ国において総計10ギガワット(GW)以上の持ち分発電容量を保有している。そのうちの約4割がアジア地域における発電所で、ガス焚き火力発電所が全体の6割以上を占めているという。