アフリカの産油国であるナイジェリアで近年、原油パイプラインからの盗油行為や製油所への妨害工作、違法製油所の操業が多発しているため、生産性が著しく劣化している。当局と犯行組織とのイタチごっごが続くなか、原油生産量でアフリカ最大規模を誇っていた同国は、アンゴラに抜かれるなど、数字上からも裏付けられている。こうした状況に、ナイジェリア政府はこれまで以上に危機感を強め、ムハンマド・ブハリ大統領は自ら陣頭指揮をとり、打開策に乗り出した・・・。(写真はブハリ大統領、外務省HPから引用)
この続きを読みたい方は、本ホームページから会員登録していただければ、5月末まで無料購読が可能となります。