三井物産、東レ、ヘキサゴンリンカーン(本社:米ネブラスカ州)の3社は27日、日本で車載用の炭素繊維強化高圧水素タンク製造・販売事業を行う合弁会社設立に向け、その事業性を検討するための共同開発契約書をこのほど、締結したと発表した。(写真は水素タンク、ニュース・リリースから引用)

この計画は、世界最大の樹脂ライナー製炭素繊維強化圧力タンク(コンポジットタンク)メーカーであるヘキサゴンリンカーンの高圧水素タンク製造技術、三井物産の顧客資産や販売力を含む総合力、東レの高品質で競争力ある炭素繊維の供給力及び技術開発力を結集し、水素社会実現に向け先行する日本市場で、燃料電池自動車の機能部品の一つである炭素繊維を使用した高圧水素タンクを2020年頃から製造する事業を目的とする。