ブルネイLNGプロジェクト船である「アマリ」号(容量=14万8,000立方メートル、液化天然ガス〔LNG)換算で6万8,000トン)、およびもう1隻のプロジェクト船、計2隻でエンジンの減速装置(リダクションギア)のトラブルが発生、このうち「アマリ」号が東京湾に留まっているようだ。事情に詳しい関係者が11日、リム総研との取材で明らかにした。
ブルネイ積みのLNGは現在、着桟(ex-ship)ベースの長期契約を保有する東京電力など6社向けに6隻で運搬されている。修復に時間がかかる場合、ブルネイLNGは、スポット傭船市場で代替船舶の調達を余儀なくされそうだ。