安倍晋三首相は6日、来日したウクライナのペトロ・ポロシェンコ大統領と都内で会談した。このなか、エネルギー分野では原子力安全に関する協力関係の強化で一致した。(写真は共同記者発表の様子=内閣広報室提供)

2016年は福島第一原子力発電所の事故から5年,(ウクライナの)チェルノブイリ原発事故から30年という節目の年であることから、安倍首相は、第4回原発事故後協力合同委員会の年内開催を含め「福島・チェルノブイリ協力をさらに推進していきたい」と述べるとともに、チェルノブイリ原発の使用済み燃料の中間貯蔵施設建設は極めて重要と伝えたという。そのうえで、日本は新たに約350万ユーロの追加拠出を決定した。外務省が同日、発表した。