6月23日付の本サイト「エネルギーコンフィデンシャル」で、米議会が対ロシア制裁強化の法案を可決したことを受け、バルト海沿岸のウスチ・リガ(ロシア・レニングラード州)とドイツ北部のグライフスバルトを結ぶ「ノルド・ストリーム2」天然ガス・パイプライン建設計画にも影響が及び、米ロ間だけでなく、米欧間の対立をあおり、計画自体が頓挫しかねなぃと報じた。ロシア側はこのほど、プロジェクトの継続に強気な姿勢を示したが、このプロジェクトに参画する欧州企業からは資金調達が厳しいとの見通しが出されるなど、先行き不透明感がさらに広がりつつある。(国旗はロシア)

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