株価と原油・天然ガスなどのエネルギー価格は逆相関の関係にあると言われる。エネルギー価格の上昇は、企業や家計のコスト上昇要因として株価の下落要因、その下落は逆に恩恵になると考えるからだ。しかし、2007年以降の両者の関係を業種別に考察すると、意外な関係が見えてくる。長期間(2007~2017年)で相関係数を算出すると無相関に近い比較結果となってしまうが、1年単位でみるとその特徴が際立ってくる。鉱業や石油・石炭製品など多くの業種別指数とも密接な関係があり、株式市場の追い風となる可能性がある。(写真はイメージ)
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