3月下旬に液化天然ガス(LNG)の出荷が始まった、豪ゴーゴンLNGプロジェクト(年産=1,500万トン)で、液化工程の設備でトラブルが発生し、早くもLNG出荷が停止されているもようだ。(地図は中部電力のHPから)

情報筋によると、数隻分のLNG出荷がキャンセルされ、第2隻目は5月上旬まで先延ばしされるとしている。同プロジェクトでは、米シェブロンが47.33%、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルと米エクソンモービルがそれぞれ25%、大阪ガスが1.25%、東京ガスが1.0%、中部電力が0.42%の権益を保有している。権益を保有する企業の関係者が4日までに、リム総研の取材で答えた。