三井物産は5日、三井石油開発を通じて、英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルが米国メキシコ湾の沖合4鉱区で保有する権益20%を取得することに合意したと発表した。取得金額は公表していない。(写真はイメージ)

 この鉱区は、米ルイジアナ州ニューオーリンズから南南東約100キロメートル沖合の水深約1,300メートルに位置し、鉱区面積は93平方キロメートル。隣接鉱区の既存生産設備を活用し、開発費を抑えた早期商業化が可能な見通しで、原油と天然ガスを生産する予定としている。