伊藤忠商事は14日、同社が100%出資の米国子会社であるティア・エナジー(本社:カンザス州オーバーランド・パーク)を通じて、エナジー・キャピタル・パートナーズが保有するエンパイア発電所の権益50%を取得することで合意したと発表した。関西電力と東京ガスの3社で権益100%を取得し、両社と共同で事業経営を進める。(地図は伊藤忠商事のニュース・リリースから引用)
エンパイア発電所は、米ニューヨーク州レンセラー市に位置する。合計出力635メガワット(MW)のガスコンバインドサイクル方式を採用し、2010年に営業運転を開始した。伊藤忠商事は現在、ティア・エナジーを通じ、全米14カ所の発電所の運営に携わっているという。