電源開発(Jパワー)は31日、米ジョン・ハンコック生命保険との合弁会社を通じて、米大手ガス・電力会社ダイナジーの子会社から米イリノイ州ウィル郡にあるエルウッド発電所(135万キロワット〈kW〉、シンプルサイクルガスタービン発電所)を所有するエルウッド・エナジーの50%権益を追加取得すると発表した。
Jパワーは、2007年1月にエルウッド発電所の一部権益を取得、その後、同年5月にハンコックとの合弁会社を設立し、エルウッド発電所の50%権益を保有した。今回の権益の追加取得によって、Jパワーとハンコックの合弁会社がエルウッド発電所の100%権益を保有することになる。Jパワーの北米投資は10プロジェクト、持ち分出力は約180万キロワット(kW)になるという。