カスピ海沿岸5カ国(カザフスタン、アゼルバイジャン、トルクメニスタン、ロシア、イラン)は8月12日、カザフスタンのアクタウで首脳会談を開催した。当該5カ国の首脳は、カスピ海の領有権や海底資源の活用方法などを規定した「法的地位の協定」に署名したことで、20年以上にわたって論争が続いてきた領有権問題に終止符を打ち、エネルギー分野を含めた経済発展に道を開くとの期待感が広がっているようだ。今回は、カスピ海をめぐる沿岸5カ国の動きを追ってみた。(写真はカスピ海沿岸5カ国の国旗=カザフスタン外務省の公式HPから引用)

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