今月発表された主要な中国の経済統計は景気停滞、あるいは底打ちを示唆するものもあって、景気動向に対する不透明感は増している。これまで当レポートでは、ドバイ原油価格の前年比が国内総生産(GDP)、鉱工業生産などの各指標とおおむね連動している傾向があると指摘してきたが、現時点では指標間に乖離が生じている。こうした状況下、石油製品需要から各指標との相関関係を再点検し、今後の中国経済を考察したところ、意外にも景気が上向く兆候がみえてきた・・・。(写真はイメージ、上海の高層ビル群)
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